人生は積みへらし
人生は積み重ねだと誰でも思っているようだが
逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も
蓄えれば、蓄えるほど自在さを失ってしまう。
人生に挑み、ほんとうに生きるには
瞬間瞬間に新しく生まれかわって、人生をひらけ!
俺の好きな岡本太郎の言葉です。
彼は高校時代から10年間をパリで過ごし
当時のカフェ文化の中で名匠達と交流をし
情熱を燃やして闘っていたのですが
1940年代、ドイツ軍がパリを占領する直前に
日本に帰国する事になります。
その頃の日本の美術界では芸術表現の上で
ワビ、サビ、シブミ等の暗くよどんだような
色合いのが高尚な芸術だと思われていました。
太郎はそれに対し真赤、真青、黄色と
原色をぶつけ、色音痴だなどと叩かれます。
あらゆる問題に対して「ノー」をぶつける。
あらゆる面で権威主義にたてつき、常識を超えて
人の言わないことをあえて言い、挑みます。
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海外経験がある方なら良くわかると思いますが
俺自身も10年間海外で生活して帰って来て
固定概念や常識にとらわれている所が多々
あるように感じます。
やはり日本の中にいる時は気づかない事でも
海外に出ると色々と分かる事があります。
建物の中からでは、建物の外見を知れない様に。
無難な道をとり、みんなと同じ動作をすることや
世間知にしたがって、世の中に抵抗なく生きること
茂木さん曰く「強制されない全体主義国家」。
みんなと同じじゃないと叩かれる「村文化」
その事に「ノー」と抵抗できるか。
堀江さんや村上さんの様に言いたい事を言う人は
既得権益や国家権力によって潰されてしまう。
SpaceXのイーロンマスクはヒーローです。
今の時代でも難しい事を太郎は1950年代から
「ノー」と言い、闘ってきたんですね。
これをまさに「前衛」というんじゃ無いでしょうか?
俺自身も、起業して4年間かけて築き上げてきた
信用や取引先を、全て捨てて世界一周に行く。
これは相当な勇気がいりました。
その背中を押してくれた1人が岡本太郎です。
太郎曰く、人間はいつでも迷うもの。
朝、目をさまして夜寝るまで。瞬間瞬間に。
安全な、間違いない道をとってしまう。
なぜ迷うのか。保証された道があるのなら
もし食うことだけを考えるなら迷うことは無い
そうじゃないから、迷うんだ。
危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ
だから、逃げずにそっちに進むべきだ。
良い事いいますよね。
これからもガンガン積みへらして行こうと思います!
上野公園で見かけたらワンカップ大関おごって下さいねw
捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く
純粋にふくらんでくる。 岡本太郎
世界一周まで残り38日!